糸玉
いとだま
名詞
標準
thread ball
文例 · 用例
頭の中は、もつれた糸玉のように、もつれにもつれていました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『アンネ・リスベット』 青空文庫
――糸玉、文鎮、あと残りは様々、思い出せませんが。
— THE REIGATE PUZZLE 『ライギット・パズル』 青空文庫
A、Bは後について、旅人をはさんで向い合った様にしゃがみ、Cは糸玉の落ちたのを気づきそれを片手にひろいあげて旅人の後の方に近く立つ。
— 宮本百合子 『旅人(一幕)』 青空文庫
片手で、畳に落ちている毛糸玉から、更に糸のゆとりを膝の上へたぐりあげ、向きをかえて編みつづけようと、朝子が椅子の上で、少し胸を伸ばした。
— 宮本百合子 『一本の花』 青空文庫
――とこの一つが心によみがえると、引き出した端をくぐらせて、もつれた糸玉を解くように、あとは、小口からすらすらと女の記憶に浮かび上がって来た。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
よし、糸玉の上から切ってしまえ。
— 宇治の茶箱 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
ありゃあ水神結びってね、早船乗りの舵子が、三十五反を風にやるめえとするえれえいわく因縁のある糸玉だあね。
— 宇治の茶箱 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
薄暗がりのなかで、彼らのいる片隅はただ大きな糸玉ぐらいにしか見えなかった。
— DAS SCHLOSS 『城』 青空文庫
作例 · 標準
祖母は、色とりどりの糸玉が入った籠を大切にしている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
猫が毛糸の糸玉にじゃれついて、部屋中に糸を広げてしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
編み物を始めようと、手芸店で大きな糸玉をいくつか買った。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
セーターをほどいたら、思ったよりも小さな糸玉になってしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro