凝乎と
じっと異読 じーっと・じーと・じいっと
副詞動詞-サ変頻度ランク #5724 · 青空 167 例
標準
motionlessly (e.g. stand, wait)
文例 · 用例
彼は、磁石に吸寄せられたように、凝乎と身動きもせず、その顔に見入った。
— 中島敦 『木乃伊』 青空文庫
いつかは来る滅亡の前に、それでも可憐に花開こうとする叡智や愛情や、そうした数々の善きものの上に、師父は絶えず凝乎と愍れみの眼差を注いでおられるのではなかろうか。
— ―沙門悟浄の手記― 『悟浄歎異』 青空文庫
彼は客の眼を凝乎と見詰める。
— 中島敦 『名人傳』 青空文庫
絶望的な哀願をもう一度繰返すと、急に、慍ったような固い表情に変り、眉一つ動かさず凝乎と見下す。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
さうして、外からの侵入者に警戒するやうな・幾分敵意を含んだ目で、私の方を凝乎と見てゐる樣子である。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
そうして、外からの侵入者に警戒するような・幾分敵意を含んだ目で、私の方を凝乎と見ている様子である。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
今日半日仰いで来たこの山は近づけば近づくだけ、いよいよ大きく、いよいよ寂しくのみ眺められ、立ちどまって凝乎と仰いでいるといつか自分自身も凍ってゆく様な心地になって来るのであった。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
凝乎と見つめていると、躯幹とほぼ直角につきさされたままになっている短刀の柄が、かすかに動いているようにも見えたが、その実、傷口の周囲に夥しく流れている血液の表面にはもう大きな皺ができていた位だから、被害者が兇行を受けてから、既に少なくも一二時間を経過していることは確実であった。
— 平林初之輔 『山吹町の殺人』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、ただじっと、遠くの景色を眺めていた。
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獲物を待つ猫のように、私はじっとその場に座っていた。
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突然の出来事に、人々は皆、息をのんでじっと立ち尽くした。
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標準
fixedly (e.g. gaze, stare)
作例 · 標準
彼女は、まるで入試問題のように、その数式をじっと見つめていた。
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探偵は、怪しい人物の動きをじっと観察していた。
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子どもは、初めて見る新しいおもちゃに、目を輝かせてじっと見入っていた。
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標準
patiently (endure)
作例 · 標準
嵐が過ぎ去るのを、彼はただじっと耐えて待っていた。
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どんな困難な状況でも、じっと耐え抜く精神力が重要だ。
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彼は、自分の番が来るのを、じっと辛抱強く待った。
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標準
firmly (e.g. hold)
作例 · 標準
彼は、握ったこぶしをじっと握りしめたまま、決意を固めた。
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地震で揺れる船にしがみつき、彼はじっと手すりを掴んでいた。
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彼女は、大切な人形をじっと抱きしめて、眠りについた。
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