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船大工

ふなだいく
名詞
1
標準
shipwright
文例 · 用例
綾瀬川の名物の合歓の木は少しばかり残り、対岸の蘆洲の上に船大工だけ今もいた。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
それであたしはこの辺を散歩すると云って寮を出るし、男はまた鯉釣りに化けて、この土手下の合歓の並木の陰に船を繋って、そこでいまいうランデブウをしたものさね」 夕方になって合歓の花がつぼみかかり、船大工の槌の音がいつの間にか消えると、青白い河|靄がうっすり漂う。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
それであたしはこの辺を散歩すると云って寮を出るし、男はまた鯉釣りに化けて、この土手下の合歓の並木の陰に船を繋って、そこでいまいうランデヴウをしたものさね」 夕方になって合歓の花がつぼみかかり、船大工の槌の音がいつの間にか消えると、青白い河靄がうっすり漂う。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
印半纏の威勢のいいのでなく、田船を漕ぐお百姓らしい、もっさりとした布子のなりだけれども、船大工かも知れない、カーンカーンと打つ鎚が、一面の湖の北の天なる、雪の山の頂に響いて、その間々に、「これは三保の松原に、伯良と申す漁夫にて候。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫
――船大工が謡を唄う――ちょっと余所にはない気色だ。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫
湖と、船大工と、幻の天女と、描ける玉章を掻乱すようで、近く歩を入るるには惜いほどだったから…… 私は――(これは城崎関弥と言う、筆者の友だちが話したのである。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫
湖を遥に、一廓、彩色した竜の鱗のごとき、湯宿々々の、壁、柱、甍を中に隔てて、いまは鉄鎚の音、謡の声も聞えないが、出崎の洲の端に、ぽッつりと、烏帽子の転がった形になって、あの船も、船大工も見える。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫
」「其ぢや、三代船大工か。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
作例 · 標準
その船大工は、昔ながらの製法にこだわり、一艘一艘手作業で和船を造り続けている。
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彼は、有名な船大工の棟梁に弟子入りし、船造りの技術を基礎から学んだ。
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腕の良い船大工として、彼の名は全国の漁師たちの間に知れ渡っていた。
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