臥房
がぼう
名詞
標準
文例 · 用例
是れわれ等三人の臥房なり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
便なきアントニオよと語りもあへず、ジエンナロはおのが臥房に跳り入りぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
在るがまま、便きなき、在るを忍びて、文もなし、曲もなし、唯あらはなり、臥房なき人の生や裸形の「痛み」、さあれ身に惱みなし、涙も涸れて。
— 蒲原有明 『有明集』 青空文庫
そして、廊にたたずみながら奥をうかがうと、臥房深き所、芙蓉の帳まだみだれて、ゆうべいかなる夢をむすんだか、鏡に向って、臙脂を唇に施している美姫のうしろ姿がちらと見えた。
— 群星の巻 『三国志』 青空文庫
二 呂布は、われを忘れて、臥房のすぐ扉口の外まで、近づいて行った。
— 群星の巻 『三国志』 青空文庫
ここの臥房には、まだすすり泣きの声が残っているようだ。
— 群星の巻 『三国志』 青空文庫
……誰に断って、臥房へ入って来た」「いや、今、お目ざめと、番将が知らしてくれたものですから」「いったい、何の急用か」「は……」 呂布は、用向きを問われて口ごもった。
— 群星の巻 『三国志』 青空文庫
――臥房へまで来て命を仰ぐほどな用事は何もないのであった。
— 群星の巻 『三国志』 青空文庫