行の先頭
ぎょうのせんとう
名詞
標準
beginning of line
文例 · 用例
わしは、一と通りの探険注意を与えると、一行の先頭に立ち、静かに、構内を、第九工場に向って、行進を始めたのだった。
— 海野十三 『夜泣き鉄骨』 青空文庫
ドヤドヤと梯子を上る一行の先頭に、大江山捜査課長の姿があった。
— 海野十三 『地中魔』 青空文庫
元気のいゝ子路は紫の貂の裘を飜して、一行の先頭に進んだ。
— 永井荷風 『谷崎潤一郎氏の作品』 青空文庫
雄藩ブロックの盟主島津三郎一行は使命を果しての帰途|生麦に英人を斬って攘夷実行の先頭をきったが、この生麦事件の秘密は、それが慶喜・春岳後見下の幕府による参覲制改革の以前にあったことで解けはしないか。
— 服部之総 『尊攘戦略史』 青空文庫
案内の深沢さんが、一行の先頭に立つと、この黒虎毛は安心した様子で、百メートルぐらい先を歩いています。
— 斎藤弘吉 『私の飼った犬』 青空文庫
大体においてペローが一行の先頭に立ち、幅の広い水かきのような雪靴で雪をふみ固めて、一行の進みを楽にした。
— THE CALL OF THE WILD 『荒野の呼び声』 青空文庫