肉骨
にくこつ
名詞
標準
文例 · 用例
頓て其女死して多年埋もれて居る故、恰好の試驗材料と云ふ事で掘出て見れば、髮落ちず肉骨と離れず今死たるが如し。
— 南方熊楠 『詛言に就て』 青空文庫
古きものは肉骨に着きて容易に動かず。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
そこで鰍の肉骨は舌の尖端を魅するにも拘わらず、卵の味は鯰の卵に劣らぬほどである。
— 佐藤垢石 『魔味洗心』 青空文庫
しかしながら、門人が祖師を得た際に、皮肉骨髄の差異あるゆえをもって、祖師を得ることそれ自身に深浅の別があると言えるであろうか。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
「祖師の身心は皮肉骨髄ともに祖師なり。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫