頒暦
頒暦
名詞
標準
文例 · 用例
」『大和人物誌』一八一頁「加茂保豊は平安朝の人、奈良の頒暦師中尾・吉川両家の祖なり。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
」 小生の愚考によれば、中尾氏は前記の如く昔より頒暦を家業とせしものにて、中尾と改姓せしは、吉備塚の傍らの地名にあらずして、唱門辻子なる中尾すなわち陰陽町に移住せし時、その地名に基づきしものにて、現今なお中尾姓を名乗れり。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
陰陽町は頒暦者移住後の名称たること、天正年間の地子帳に見当らざるによりて知るべく、吉備塚の傍らの地名を中尾とせるは右の誤まりなり。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
ついでながら、森口君の頒暦師中尾氏等は由緒正しい旧家であって、決して唱門の仲間ではないから、その冤をすすぐようにとの注意を辱うしたことについて一言したい。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫