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塗り下駄

ぬりげた
名詞
1
標準
lacquered geta
文例 · 用例
そのあとから村の若者、子供、女、赤い蹴出しやら、大縞の絆纏やら、時計の鎖を絡ませた縮緬のへこ帯やら、赤鼻緒の黒塗り下駄やら、ぞろぞろとその細い畠道には、人が続いて、その向こうの林の中に巡査の制服が見え、おりおりけたたましく泣く女の声がきこえた。
田山花袋 ネギ一束 青空文庫
美しい塗り下駄、博多の帯、縮緬の衣裳、綸子の長襦袢、銀の平打ち、珊瑚の前飾り、高価の品物が数々出る。
国枝史郎 八ヶ嶽の魔神 青空文庫
いかさま深い編笠を冠り、黒の衣裳に無紋の羽織、紫の紐で柄を巻いたきゃしゃな大小を穏かに差し、袴なしの着流しで、塗り下駄を穿いた二十八、九歳の、貴人のように威厳のある武士が三十五、六の大兵の武士を、後に従えて人の群から離れ、町の方へ静かに歩きつつあった。
国枝史郎 十二神貝十郎手柄話 青空文庫
深編笠、無紋の羽織、袴なしの着流しで、きゃしゃな大小を穏かに差し、塗り下駄を穿いた二十八、九歳の侍で、貴人のような威厳があった。
国枝史郎 十二神貝十郎手柄話 青空文庫
いろいろな噂をとりあつめると、私の母は派手なところがあって、虚無僧が塗り下駄をはいてお城下さきを尺八をながしてあるくのを見ると、若い母は、その翌日は虚無僧と同じい黒塗りの下駄をひっかけた。
室生犀星 性に眼覚める頃 青空文庫
作例 · 標準
彼女は特別な日のために、美しい塗り下駄を履いてお祭りに出かけた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この塗り下駄は、熟練の職人が手作業で漆を重ねて仕上げたものだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
夏の浴衣に合わせるなら、足元はやっぱり風情のある塗り下駄がいい。
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