二十歳
はたとせ
名詞頻度ランク #35117 · 青空 1489 例
標準
twenty years
文例 · 用例
一体に病身であった娘は、その後だんだんに弱くなって、とうとう二十歳でこんな事になったと話して聞かせた。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
二十歳代の青年期に蜃気楼のような希望の幻影を追いながら脇目もふらずに芸能の修得に勉めて来た人々の群が、三十前後に実世界の闘技場の埒内へ追い込まれ、そこで銘々のとるべきコースや位置が割り当てられる。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
腰をかけて向い側を見ると二十歳くらいの娘がいる。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
そこでは黒百合のような貴婦人が、オペラバッグから紙幣束を出して、百|法の青札を買い、二十歳にもならないしとやかな娘が、赤札に自分の運命を賭けているのです。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
」「よろしい」 その日本人は、二十歳を過ぎたばかりだった。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
汚いなりをした、眼のしょぼしょぼした干からびた婆さんと、その孫かとも見える二十歳くらいの、大きな風呂敷包の荷をさげた、手拭浴衣の襦袢を着た男が乗っていた。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
七之助は魚商で、盤台をかついで毎日方々の得意先を売りあるいていたが、今年|二十歳になる若いものが見得も振りもかまわずに真っ黒になって稼いでいるので、棒手振りの小商いながらもひどい不自由をすることもなくて、母子ふたりが水いらずで仲よく暮していた。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
いくら年が若いといっても、息子はもう二十歳にもなっている。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
人生は二十歳(はたとせ)を過ぎると、あっという間だとよく言う。
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二十歳(はたとせ)の誕生日には、特別なプレゼントをもらった。
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彼は二十歳(はたとせ)という若さで、すでに立派な事業を成し遂げた。
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