謁す
えっす
動詞-サ変-す動詞-自動詞
標準
to have an audience (with)
文例 · 用例
明の制、親王は金冊金宝を授けられ、歳禄は万石、府には官属を置き、護衛の甲士、少き者は三千人、多き者は一万九千人に至り、冕服車旗邸第は、天子に下ること一等、公侯大臣も伏して而して拝謁す。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
又別に、春日劉太保の墓に謁するの七律あり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
将門を訪ふた談は、時代ちがひの吾妻鏡の治承四年九月十九日の条に、昔話として出て居るので、「藤原秀郷、偽はりて門客に列す可きの由を称し、彼の陣に入るの処、将門喜悦の余り、梳けづるところの髪を肆らず、即ち烏帽子に引入れて之に謁す。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
苦しからずとて、強いて謁するに、夏装束と思いの外、蚊帳を身に纏うて居たと云う話がある。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
「大王に拝謁するために来たのです」「では、お供をいたしましょう」 武士は前に立って歩いて行ったが、水際に出ると毅を見返った。
— 田中貢太郎 『柳毅伝』 青空文庫
二 板垣伯に謁す 友人の家に著くより、翌日の大阪行きの船の時刻を問い合せ、午後七時頃とあるに、今更ながら胸騒がしぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
出立の前夜に源氏は院のお墓へ謁するために北山へ向かった。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
明日その客(すなわち相公)呉に謁す、呉飯を食わせ、その猴を求めしに諾せず、呉曰く、くれずばその首を切ろうと、客|詮方なく猴を与え、呉、白金十両を酬う。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
国王に謁すべく、城へ向かった。
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師匠に謁すことを許され、弟子たちは喜んだ。
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古の王は、神に謁すべく、神殿に参った。
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