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天稟

てんぴん
名詞
1
標準
natural talents
文例 · 用例
修業という事は、天才に到る方法ではなくて、若い頃の天稟のものを、いつまでも持ち堪へる為にこそ、必要なのです。
太宰治 炎天汗談 青空文庫
そこで室生犀星氏は、生れながらに天稟の詩人として出発した。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
しからば子規子は、何をもって偉人なるか、予の考うるところをもってせば、一、天稟之脳力、二、絶対的態度すなわちこれなり。
正岡先生論 絶対的人格 青空文庫
たいていの詩人は、皆ナイーヴな自然兒らしい一面と、非常に神經質な感覺的の一面とをもつてゐて、その兩方からリズムを組み立てて行くのだが、室生の如きも、この點で申し分のない詩人的天稟をもつた人間である。
萩原朔太郎 室生犀星の印象 青空文庫
之れは全く天稟であり、神經である。
萩原朔太郎 室生犀星の印象 青空文庫
此の三人の生命を通じ、縦しそこにそれぞれ天稟の相違はあつても、何と云つてもおのづからひとつ流の交感がある。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
そして茲にこそ氏の作家として天稟の素質の尊さがあるのでせう。
南部修太郎 三作家に就ての感想 青空文庫
むずかしく言えば一種霊活な批評眼を備えていた人、ありていに言えば天稟の直覚力が鋭利である上に、郷党が不思議がればいよいよ自分もよけいに人の気質、人の運命などに注意して見るようになり、それがおもしろくなり、自慢になり、ついに熟練になったのである。
国木田独歩 河霧 青空文庫
作例 · 標準
彼は幼い頃から絵画の天稟に恵まれていた。
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どんなに努力しても、天稟には敵わないことがある。
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彼女は音楽の天稟を持ち、素晴らしい演奏を披露した。
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