どうれ
どうれ
感動詞
標準
come in
文例 · 用例
混成酒ばかり飲みます、この不愉快な東京にいなければならぬ不幸な運命のおたがいに取りては、ホールほどうれしい所はないのである。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
今朝はうれしかつた、大山澄太さんのハガキが私を涙ぐましたほどうれしかつた。
— 大田から下関 『行乞記』 青空文庫
ああ、おれは、泣くほどうれしい。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
いまそれを自分の唇の触管に触れさして、その触れ味を味わうことは身に沁みるほどうれしいのでした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「どうれ、おめえ等饂飩粉少と持つて來て見せえ、一ツ爪尻でえゝんだ、おゝえ持つて來うな、おつぎでもえゝや、よう」と兼博勞は促した。
— 長塚節 『土』 青空文庫
「どうれ、誰も寄せねえけりや俺れでも寄せてんべかえ」後の方から一人進んで來たものがあつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
「どうれ、俺ら歸つて牛蒡でも拵えべえ、明日天秤棒檐いで出る支障にならあ」剽輕な相手は思ひ出したやうにいつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
どうれで、先っきのは、なんだか新平に似た平吾だと思ったっけ。
— 佐左木俊郎 『黒い地帯』 青空文庫
作例 · 標準
「どうれ、こっちへおいで」とお母さんは子供に優しく呼びかけた。おやつだよ、と。
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「どうれ、もう少しだけ待っていてくれ」と、彼は必死に頼んだ。あと数分で終わるから、と。
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「どうれ、君の意見も聞かせてくれよ」と、会議の司会者が促した。発言を求めているんだ。
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