両国語
りょうこくご
名詞
標準
both languages
文例 · 用例
そう思わせるもう一つの根拠に、AB両国語で互いに同じような音をもっていながら意味のほうでは明白になんの関係もないという例が、またかなりに多い。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
そしてそれらのおのおのがAB両国語に現われる確率をそれぞれ a1 a2 a3 …… b1 b2 b3 ……で示すとする。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
しかしここでは最も簡単な場合として、同数シノニムというまでにとどめると結局AB両国語彙一般の比較によって得らるべき純偶然的一致の確率は、P = s1a1b1ν + s2a2b2ν2 + s3a3b3ν3 + ……で与えられるはずである。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
それはたとえば両国語の適当な語彙から比較に不適当な分子、たとえば本質的でないと思わるる接頭語、接尾語などを整理し(もちろんこれにはある仮定を要するが、それが tentative method として許容される事は、いわゆる精密科学においても同様である。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
かくのごとき試験的の整理によって、ともかくも両国語の子音がそれぞれかりに十四になったとする。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
これを「小盗児市場」と呼ぶのは日支両国語の混合であるから、恐らく日本人の附した賎称で、市人の店前で斯く呼んだら彼等の怒を買ふであらう。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
氏の日本語の達者な事は、嘗て日支両国語の卓上演説か何かやって、お客の徳富蘇峰氏を感服させたとか云う位である。
— 芥川龍之介 『上海游記』 青空文庫
関瑾良氏が日支両国語のそれぞれ翻訳をしてくれることになつてゐ、同氏は座談会のための速記者をちやんと連れて来てゐた。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は幼い頃から日本とアメリカを行き来しており、両国語を完璧に操る。
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会議の資料は、参加者の利便性を考慮して両国語で併記されていた。
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両国語の微妙なニュアンスの違いを理解するのは、翻訳家にとって最大の課題だ。
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