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名人肌

めいじんはだ
名詞
1
標準
artist's temperament
文例 · 用例
美雲の父は鎧師で、明珍の末孫とかいうことで、明珍何宗とか名乗っていて、名家の系統を引いただけに名人肌の人でした。
西町時代の弟子のこと 幕末維新懐古談 青空文庫
これは名人肌でありまして、優れたものでありますから値段も相当高いのでありますがこれは初めから職工的です。
――東京上野松坂屋楼上にて―― 古陶磁の価値 青空文庫
画でいえば精々|栖鳳とか、鴈治郎程度の技巧的名人肌ではなかったか。
北大路魯山人 世界の「料理王逝く」ということから 青空文庫
このように自己というものを常にしっかり持った名人肌の芸術家でしたが、神経質の反面、大変愛嬌のあった方で、その温かさが人間鏡花として掬めども尽きぬ滋味を持っておられたのでした。
小村雪岱 泉鏡花先生のこと 青空文庫
しかもそういう人は、吉右衛門氏が一番いい例であるが、天才型または名人肌の人に多いようである。
中谷宇吉郎 吉右衛門と神鳴 青空文庫
名人肌の一くせある爺さん(勿論内容豊富也)というところですね。
一九四〇年(昭和十五年) 獄中への手紙 青空文庫
夏目漱石の著書は、全部といつてよい程、彼の木版によるものだし、與謝野寛、晶子夫妻の明星派やまた、百穗、溪仙、劉生、御舟、麥僊、弘光、武二などの洋畫日本畫家にわたつて、その技術と、名人肌的な畸行ぶりを、愛されてゐた男である。
吉川英治 折々の記 青空文庫
名人肌ともいうべき奇行家なのだ。
江戸川乱歩 悪魔の紋章 青空文庫
作例 · 標準
彼は名人肌の職人で、常に最高の仕上がりを追求する。
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名人肌の彼女は、細かい部分にも決して手を抜かない。
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名人肌の人物は、自分の仕事に強いこだわりを持っていることが多い。
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