終電
しゅうでん
名詞頻度ランク #16395 · 青空 21 例
標準
last train (of the day)
文例 · 用例
一部の俳優達は終電車の時間を気にしていた。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
終電車の時間を気にしていた俳優達はほっとして、楽屋へ顔を落しに行った。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
私はハイドパークの真向ひ大理石門地下鉄ステーションへ終電車近く駈けつけた。
— 岡本かの子 『英国メーデーの記』 青空文庫
大正十三年の春の比芝宇田川町を経て三田の方へ往く終電車があると、風呂敷を背負って、息をせかせかとさしている六十位のよぼよぼの婆さんがひょいと乗るので、車掌が切符を切ろうと思っていると、大門と金杉橋の間あたりですうっと消えてなくなるのであった。
— 田中貢太郎 『終電車に乗る妖婆』 青空文庫
そのくせ彼は舗道の両側の店の戸が閉まり、ゴミ箱が出され、バタ屋が懐中電燈を持って歩きまわる時刻までずるずると街にいて彷徨をつづけ、そしてぐったりと疲れて乗り込むのは、印で押したようにいつも終電車である。
— 織田作之助 『道』 青空文庫
駅員室のせまい暗がりのなかでふと黒く蠢いたのは、たぶん宿直の駅員が終電車の著いた音で眼をさましたのであろう。
— 織田作之助 『道』 青空文庫
又その翌日、神田の同國人夫婦のところへ行き、身の上話しやら何かで、一日一晩を過ごし、やうやく最終電車に間に合つたと云つて歸つて來た。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
難波から高野線の終電車に乗り、家に帰ると、私は蚊帳のなかに腹ばいになって、稿を起した。
— 織田作之助 『世相』 青空文庫
作例 · 標準
飲み会が盛り上がったが、終電の時間が近づいてきたので泣く泣く席を立った。
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「あ、やばい!」と気づいた時には、無情にも終電のドアが閉まるところだった。
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仕事で遅くなった帰り道、終電の車内は疲れ切った会社員たちで溢れていた。
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