泣き上戸
なきじょうご
名詞
標準
maudlin drinker
文例 · 用例
こんな事をうかうか考えている自分を発見すると同時にまた、現在この眼前の食堂の中に期せずして笑い上戸おこり上戸泣き上戸|三幅対そろった会合があったのだという滑稽なる事実に気がついたのであった。
— 寺田寅彦 『三斜晶系』 青空文庫
それを見た老人の役人は、「おまえさんは泣き上戸と見える。
— 新美南吉 『花のき村と盗人たち』 青空文庫
泣き上戸のおくの手が出るかな。
— 新美南吉 『花のき村と盗人たち』 青空文庫
一|切合切投げいだせ、私ももとより泣き上戸。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
「大田黒は泣き上戸なのです。
— 牧野信一 『岬の春霞』 青空文庫
泣き上戸、と云はれたことがある、威張り上戸だ、とからかはれたこともある、母からは、気狂ひだ、と云はれたことがある。
— 牧野信一 『「悪」の同意語』 青空文庫
「それにあなたは一寸泣き上戸ぢやないかしら、昨夜も終ひに其処で泣いたわよ。
— 牧野信一 『熱海へ』 青空文庫
――周子の云つた通り、此奴は若しかすると泣き上戸とかいふ病ひかも知れないぞ――彼は、さう思つた。
— 牧野信一 『熱海へ』 青空文庫
作例 · 標準
彼は飲み会の席で、いつもは陽気なのに、酔いが回ると泣き上戸になってしまう。
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私の父は昔から泣き上戸で、お酒を飲むとすぐに感動して涙を流す。
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あの人は泣き上戸だから、あまり深酒させない方がいいよ。
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