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鉄心

てっしん
名詞
1
標準
iron core
文例 · 用例
その代り電柱の上のポール、トランスは今や過負荷のために鉄心はウンウン呻り、油はジュウジュウとあぶくを湧き立てて対流をはじめ、捲線の被覆は早くも黄色い臭いをあげて焦げつつあった。
海野十三 科学者と夜店商人 青空文庫
先霊名録に「寂照軒勇機鉄心居士、(中略)墓在西窪青竜寺」と記してある。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
「なあに、今夜、おれがしょぴき出すから、女を一匹、谷中の鉄心庵ッて古寺にかつぎ込んでくれりゃいいんだ」 と、闇太郎が言うと、「へえ!
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
ただ、当分、日の目を見せられねえわけのある奴がいるんだ――それで、暫時、鉄心庵の和尚に引ッくくッて置いて貰おうと思って――」「相手は?
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
そいつを、そのまま、鉄心庵にかつぎこませりゃあいいんだよ。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
押えて、垂れの外から、八公に渡して置いた縄でぐるぐるまき、池の端から、お山の裏へ抜けて、谷中の鉄心庵にほうり込みゃあいいんだ。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
そうした荒れ寺の一軒、老杉の、昼も暗く茂った下かげに、壁すら落ちて、その破れ目からすさまじい初冬の月も差し込みそうなのが、鉄心庵―― 前住が建てて、四十年あまり、谷中で鉄心といえば、この世の者でないほどの脱俗ぶり。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
だが、何人も、この坊主の前身を、ほんとうに気がついているものはすくなかろう――鉄心庵現住の、大坊主、これこそ、その道では名の通った、島抜けの法印という、兇悪な代ものなのだ。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
作例 · 標準
トランスの効率は、鉄心の性能に大きく左右される。
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彼は古いモーターの鉄心を分解して、仕組みを調べた。
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電磁石の力を強くするために、鉄心を入れる。
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