ひょろり
ひょろり
副詞-と副詞
標準
tall and thin
文例 · 用例
秋の野になくてかなわぬすすきと女郎花は、うら盆のお精霊に捧げられるために生れて来たように、涙もろくひょろりと立っている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
木村は細長い顔の、目じりの長く切れた、口の小さな男で、背たけは人並みに高く、やせてひょろりとした上につんつるてんの着物を着ていましたから、ずいぶんと見すぼらしいふうでしたけれども、私の目にはそれがなんとなくありがたくって、聖者のおもかげを見る気がしたのです。
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
)と濁った声を出して白痴が件のひょろりとした手を差向けたので、婦人は解いたのを渡してやると、風呂敷を寛げたような、他愛のない、力のない、膝の上へわがねて宝物を守護するようじゃ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
」 頤の長い顔をぼんやりと上げた、余り夫人の無雑作なのに、ちと気抜けの体で、立揚る膝が、がッくり、ひょろりと手をつき、苦笑をして、再び、「はッ。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
」 式台わきの横口にこう、ひょこりと出るなり、モオニングのひょろりとしたのが、とまずシルクハットを取って高慢に叩頭したのは……「あら。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
」 水ぶくれの按摩の面は、いちじくの実の腐れたように、口をえみわって、ニヤリとして、ひょろりと立った。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
薄墨でな、ひょろりと掌を一ツ圧しました、これが人間でござりません。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
幕の裙から、ひょろりと出たものがある。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
作例 · 標準
The model moved with a ひょろり grace, her long legs making the dress flow.
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He was so ひょろり that he looked like he might disappear in a strong gust of wind.
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The ancient tree stood ひょろり against the sunset, its branches reaching for the sky.
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