魚眼
ぎょがん
名詞
標準
fish eye
文例 · 用例
青と黒、金と鳶色、魚眼の硝子が百ばかり。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
するとそこには「糞尿譚」の作者があり、つづいて麦と土と花と兵隊の作者があり、やがて河童の「魚眼記」が現れている。
— ――火野葦平のことなど―― 『日本の河童』 青空文庫
「土と兵隊」の作者に「魚眼記」の現れたのは誰そのひとだけにかかわった現実であって、私たちには他人のことだと云えるのだろうか。
— ――火野葦平のことなど―― 『日本の河童』 青空文庫
ありがとう」「あの間諜座ね『魚眼レンズ』のついた撮影機で、観客一同の顔つきが何時でも自由自在にとれるんだそうだ。
— 海野十三 『間諜座事件』 青空文庫
いいかね」「魚眼レンズを使っているのか?
— 海野十三 『間諜座事件』 青空文庫
」「親切有難うよ」 魚眼レンズで観客全部の顔色を覗いているッて――ちえッ、そんなものに引懸られて堪るものかい!
— 海野十三 『間諜座事件』 青空文庫
魚眼レンズを透した写真を調べてみるまでもなく、大声をあげたりして、もう明瞭な失敗をしたQX30だった。
— 海野十三 『間諜座事件』 青空文庫
そして魚眼レンズが当時二十三ポイントの暗さであったのを、三・半の明かるさに組みたてることに成功したので、これもこの際試みてみようとした。
— 中井正一 『色彩映画の思い出』 青空文庫