宗教観
しゅうきょうかん
名詞
標準
religious views
文例 · 用例
(前章参照) かく宗教観に情操するものを、芸術上で普通に「象徴」と言ってる。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
すなわち作者の名前として伝わっているのが極めて少数である事……能に盛り込まれている人生観や、宗教観、又は、その文句や脚色にニジミ出している個性や癖なぞに、共通的なにおいがかなり多い事……なぞから、そうした事実があらかた察せられる。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
それやブルジョアか、その親類だ」 これが波田の宗教観であった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
蛇の足 六月号へ本篇三を出し未完と記しながら、後分を蛇の体同様長々と出し遅れたは、ちょうどその頃|谷本富博士より、三月初刊『臨済大学学報』へ出た「蛇の宗教観」を示された。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
これから比べると、近松の芸術には、宗教観らしいところがあるが、心中を涅槃にくつつけたやうなところがあるが、生中さういふ小乗に行かなかつたところに、却つてかれの勇者たり智者たるところがあるのであつて、這個仏性ありと言はずには居られない。
— 田山録弥 『西鶴小論』 青空文庫
「ラ・セイジヤス」の秀什、この想を述べて余あり、又、千八百六十四年の詩集に収めたる「瞻望」の歌と、千八百八十九年の詩集「アソランドオ」の絶筆とはこの詩人が宗教観の根本思想を包含す。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
純正な宗教観から見れば、とかく云うべきことはあっても教会は、徒に狭い階級的、種族的生活からは一段高く、人類の心から人生を観ることを説き聞せ、友達となる男子は、彼女の裡に尊敬すべきもののあるのを予期した態度で幼年時代から交際している。
— 宮本百合子 『男女交際より家庭生活へ』 青空文庫
「春の目醒め」では同時に家庭教育というものが通俗の偽善的な道義観や宗教観にあやまられていて、女の子に性の知識を与える力、そして真の貞潔に成長させてやる力さえも持っていない事実を描いている。
— 宮本百合子 『若き精神の成長を描く文学』 青空文庫
作例 · 標準
彼の文学作品には、独特の宗教観が色濃く反映されている。
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人はそれぞれ異なる宗教観を持っているため、互いの理解が重要だ。
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現代社会において、人々の宗教観は多様化している。
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