鳥舎
ちょうしゃ
名詞
標準
文例 · 用例
鵞鳥の坊やねんねんよ、ねんねんよ、雨が降るからねんねんよ、鳥舎の鵞鳥もねんねした。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
白楊と椋鳥の鳥舎竿の長い影が道幅一ぱいに伸び、教会の大きな影は黒々と脅かすように、ヂューヂャの家の門を蔽い、家の半ばにまでかぶさっていた。
— БАБЫ 『女房ども』 青空文庫
「木戸から中へ入っちゃだめよ、鳥舎へいってごらんなさい、鳥がみんな眠っているから、それでも見て来るといいわ」 おちづは庭へ出ていった。
— 山本周五郎 『風流太平記』 青空文庫
鳥舎は木戸の近くにあった。
— 山本周五郎 『風流太平記』 青空文庫
そっちへ入ってはいけないと云いながら、鳥舎を見て来いというのは矛盾しているが、女中はなにげなく云ったらしい。
— 山本周五郎 『風流太平記』 青空文庫
鳥舎は二間四方くらいの大きさで、網が張ってあり、中には十幾種かの鳥が飼ってあった。
— 山本周五郎 『風流太平記』 青空文庫
「いつかの赤い雀もいるかしら」 独り言を云いながら、そっと鳥舎へ近づいていった。
— 山本周五郎 『風流太平記』 青空文庫
鳥舎の中はひっそりとして、鳥どもは本当に眠っていた。
— 山本周五郎 『風流太平記』 青空文庫