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従遊

じゅゆう
名詞
1
標準
文例 · 用例
安永七年より以後、豊洲は転じて平洲に従遊し、平洲は女を以てこれに妻した。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
それゆゑ十四年に江が再び至るを俟つて始て従遊したかも知れない。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
文台は霞亭の初て従遊した時四十三歳であつた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
松田氏の云ふには、柏軒に従遊した諸藩の子弟中、特に柏軒に学ぶことを藩主に命ぜられたものと、自ら択んで柏軒を師としたものとがあつた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
道夫は又同時に横網町の朝川善庵、薬研堀の萩原|緑野、引舟通の大橋|訥庵にも従遊した。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
わたくしの先生に従遊したのは前後七年で、伊沢氏にゐたのは八年である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
当時田辺城には松向寺殿|三斎忠興公御立籠り遊ばされおり候ところ、神君|上杉景勝を討たせ給うにより、三斎公も随従遊ばされ、跡には泰勝院殿幽斎藤孝公御留守遊ばされ候。
森鴎外 興津弥五右衛門の遺書 青空文庫
毅堂が安濃津に赴いて敬所に謁しその門生となった時、敬所は年既に八十四歳に達し耳目|倶に殆官を失っていたので、当時|贄を執って従遊するものは毅堂の外には一人もなかったという。
永井荷風 下谷叢話 青空文庫