立言
りつげん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
expression of one's views
文例 · 用例
こうした見地から立言すれば、蕪村の世俗に誤られていること、今日の如く甚だしきはないと言える。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
僕の断じて立言し得ることは、蕪村が単なる写生主義者や、単なる技巧的スケッチ画家でないということである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
其の書の体たるや、水滸伝平妖伝等に同じと雖も、立言の旨は、綱常を扶植し、忠烈を顕揚するに在りというを以て、南安の郡守|陳香泉の序、江西の廉使劉在園の評、江西の学使|楊念亭の論、広州の太守|葉南田の跋を得て世に行わる。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
其の立言|正平なるを以て太祖の嘉納するところとなりし又是一個の好人物なり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
如何にも單に現在のみより立言したらば、福を他人に頒つよりは、福を獨占した方が、自己の享受し得る福の量は多いに相違無い。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
併し生理學、病理學、健全學、解剖學等の精細な論議に立入ることを避けて、普通知識より立言して、疾病を論じた方が、醫療家、衞生學家、解剖學家、生理學家等が支配して居る精細な知識圈に立入つて居らぬ一般民人に取つては寧ろ實際に近くて卻つて利益も有らうし、正しき解釋にも近づかうといふものである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
いかにも単に現在只今だけから立言したならば福を他人に分かつよりは、福を独占した方が自分の享受できる福の量は多いに違いない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
今若し之を擴充して、眞善美三つの者の極粹に達すべき路程のし來らんには、其間無限の興味あり、至大の作用あることを發明し得べし、且らく吾が學變に就て立言する所を聽け。
— 内藤湖南 『學變臆説』 青空文庫
作例 · 標準
彼は会議の場で、反対意見を恐れず、自らの改革案を堂々と立言した。
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不正を見て見ぬふりをするのではなく、勇気を持って立言できる人間でありたい。
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その若手政治家の情熱的な立言は、議場にいた多くの議員の心を動かした。
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