縁縫い
ふちぬい
名詞
標準
文例 · 用例
しかも、これは縁が縁縫いをしてないと仮定してのことだ、もし縁縫いをしてあるなら、ほとんど問題にもならんさ。
— 『モルグ街の殺人事件』続編 『マリー・ロジェエの怪事件』 青空文庫
」 ネクタイの先の縁縫の糸が下つてゐるのを、おくみは歯で切つてお上げした。
— 鈴木三重吉 『桑の実』 青空文庫
女たちは、プディングを拵へたり、靴下を編んだり、ピアノを彈いたり、また袋の縁縫をしたりすることに閉ぢ籠つてゐるべきだなどと云ふのは、彼女等よりももつと幸運な境遇にゐる人、即ち、男の考へが偏狹だからだ。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫
しかし、ある日、帳簿をしまつて縁縫を擴げながら彼女は突然に妹を次のやうに非難した――「ヂョウジアァナ、あなたのやうに世間の場所ふさぎになる仕樣のない動物つたら決してありはしないわ。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫