十二門
じゅうにもん
名詞
標準
the twelve gates of Heian Palace
文例 · 用例
その箱を開かせて見ると、布の衣袴の尋常なると、布の七条の袈裟、ならびに十二門の戒儀をふかくおさめていた。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
歯を食いしばってみても、拳を奮ってみても、このくらいの大艦になれば、主砲の他に八|吋砲、六吋砲の十二門や十四門は積んでいたであろうから、もはや我々のごとき眇たる駆逐艦としては、大鷲の羽掻いを逃れんと苛る小雀にも似たる運命であった。
— 橘外男 『ウニデス潮流の彼方』 青空文庫
市街の中央部には、遠くからでも明らかに皇居の大内裏十二門の一劃とわかる官衙殿堂が、孔雀色の甍や丹塗の門廊とおぼしき耀きを放ッて、一大|聚落をなしており、朱雀、大宮などを始め、一条から九条までの大路や、横縦三十二筋の道路は、碁盤目のように、市坊を区ぎって整然と見えた。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
素朴な読書子 いかめしい、八省十二門のうちには、兵部省もあり、刑部省もあり、また市中には、検非違使もいるのに、どうしてそんな群盗どもに横行されているのか、小次郎には、ふしぎでならない。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
七十二門の廻廊、三門、草門、鼓楼、五重の塔など、甲州第一山の名刹たる名に恥じない。
— 第六分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
平安京の条坊制では、十二門というのは特別な意味を持っていたのでしょうか?
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