オベリスク
オベリスク
名詞
標準
obelisk
文例 · 用例
軽い水蒸気が、凱旋門からオベリスクの距離を実測よりやや遠く見せている。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
オベリスクやエッフェル塔が空中でとんぼ返りをしたりする滑稽でも、要領がよいのでくすぐりに落ちずして自然に人のあごを解くようなところがある。
— 寺田寅彦 『映画雑感(2)』 青空文庫
三十四歳、雑誌「オベリスク」編集長、田島周二、言葉に少し関西なまりがあるようだが、自身の出生に就いては、ほとんど語らぬ。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
もともと、抜け目の無い男で、「オベリスク」の編集は世間へのお体裁、実は闇商売のお手伝いして、いつも、しこたま、もうけている。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
田園調布のアパートの二部屋を借りて、一つは居間、一つはアトリエに使っていて、田島は、その水原さんが或る画家の紹介状を持って、「オベリスク」に、さし画でもカットでも何でも描かせてほしいと顔を赤らめ、おどおどしながら申し出たのを可愛く思い、わずかずつ彼女の生計を助けてやる事にしたのである。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
また、赤煉瓦造りの火床の棚には、緑地のビロードに金糸のオベリスクを縫ひとつた覆ひをつけたオルゴール・ボツクスが載つて居り、音譜箱には五六種の唱歌の巻譜が残つてゐた。
— 牧野信一 『幽霊の出る宮殿』 青空文庫
僕はオベリスクに刻られた文字を眺める。
— 原民喜 『鎮魂歌』 青空文庫
その話で私はウセルトセン一世のオベリスクの下で包囲されたきたない年若な親たちの群を思い出した。
— 野上豊一郎 『処女の木とアブ・サルガ』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
オベリスク は、一つの石から掘り出した四角柱で、その先端は四角錘につくられる。
出典: オベリスク — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0