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流謫

りゅうたく異読 るたく・りゅうてき
名詞
1
標準
exile
文例 · 用例
私は此の流謫を決して不幸とは考えない……。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
マターファは称号|剥奪の上、遥かヤルート島へ流謫され、彼の部下の酋長十三人もそれぞれ他の島々に追放された。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
何等罪状の指摘できないマターファ(彼は、いわば喧嘩を売られたに過ぎぬのだから)が千|浬離れた孤島に流謫され、一方、島内白人の殲滅を標榜して立った小タマセセは小銃五十|梃の没収で済んだ。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
馬来は流謫地という意味だそうだ。
横光利一 欧洲紀行 青空文庫
プラトンの弟子のアリストテレスはあるデメーテル僧から神を冒涜したといって告訴され、大官アレオパガスから死刑を宣告されたが、際どくもユーボェア(〔Eubo:a〕)のカルキス(Chalkis)に逃れることを得て、そこに流謫の余生を送り六三歳で死んだ(紀元前三二二年)。
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 宇宙の始まり 青空文庫
だが、彼は身と自らを人生から流謫させたのではなかったか) 鍛冶屋の薄暗い軒下で青年がヴァイオリンを練習していた。
原民喜 苦しく美しき夏 青空文庫
ハイネは「流謫の神々」の中に十字架に逐はれたギリシアの神々の西洋の片田舎に住んでゐることを書いた。
芥川龍之介 文芸的な、余りに文芸的な 青空文庫
孔明は又廖立といふ官吏を罪して、身分を平民に下げて、遠隔の地へ流謫した。
桑原隲藏 支那史上の偉人(孔子と孔明) 青空文庫
作例 · 標準
政争に敗れた詩人は、都から遠く離れた離島へと流謫の身となった。
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流謫の地で綴られた日記には、故郷を想う切ない心情が克明に記されている。
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彼は十年に及ぶ流謫生活を耐え抜き、ようやく恩赦によって帰京を許された。
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