竜眼
りゅうがん異読 リュウガン
名詞
標準
longan (Euphoria longana)
文例 · 用例
私はその鉢や竜眼肉を見てふと気付いて、「お店は南洋の方の貿易関係でもなすっていらっしゃるのですか」と訊いた。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
蕃童は※仔を射る、竜眼の木ぐれうかがふ。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
フィリップ氏曰く、竜の英仏名ドラゴンは、ギリシアにドラコン、ラテンのドラコより出で、ギリシアのドラコマイ(視る)に因んで、竜眼の鋭きに取るごとしと。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
ウェブストルに、竜眼怖ろしきに因った名かとある方、釈き勝れりと惟う。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
例せば支那から多量に年々輸入した竜眼肉てふ果物は、温補壮陽の妙薬として常住坐臥食い通した貴族富人が多かった。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
檸檬・檳榔樹の実・汁を含んだ蕃爪樹・膚の白い巨大なココナッツ・椰子玉菜・多液性のマンゴステン・土人はこれで身代を潰すと言われてる麝香猫の実・田舎の少女のようなパパヤ・竜眼・茘枝・麺麭の実・らんぶたん――。
— 海のモザイク 『踊る地平線』 青空文庫
この木は、高さ三丈許、葉の状は箭鏃の如くにして平滑、その果は竜眼(新村出氏の『辞苑』にその図出づ)の実に似て、熟すれば真赤になり、肉は白くして甘き汁に富む。
— その七 ――放翁詩話三十章―― 『放翁鑑賞』 青空文庫
蘭陵の酒を買わせるやら、桂州の竜眼肉をとりよせるやら、日に四度色の変る牡丹を庭に植えさせるやら、白孔雀を何羽も放し飼いにするやら、玉を集めるやら、錦を縫わせるやら、香木の車を造らせるやら、象牙の椅子を誂えるやら、その贅沢を一々書いていては、いつになってもこの話がおしまいにならない位です。
— 芥川龍之介 『杜子春』 青空文庫
作例 · 標準
台湾の夜市を歩いていると、ライチによく似た甘い竜眼が山積みになって売られていた。
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デザートに出てきた冷たいチェーの中には、プリッとした食感の竜眼がいくつも入っていた。
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庭に植えた竜眼の木が、今年はたくさんの丸い果実をつけて収穫を楽しませてくれた。
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