桫欏
ヘゴ異読 へご
名詞
標準
Cyathea spinulosa (species of tree fern)
文例 · 用例
そのうちに身体は左右ヘゴロチャラゴロチャラ揺れる。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
ヘゴと言ふ、大きな羊齒の一種が繁つてゐた。
— 林芙美子 『屋久島紀行』 青空文庫
羊歯に似た、ヘゴといふ植物が富岡には珍しい。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
私の生れた新潟では寸をつめて名前をよぶ癖があって、ヘイゴをヘゴとよぶ。
— 坂口安吾 『ヒノエウマの話』 青空文庫
敬称のサンを略して「ヘゴサ」とよぶのである。
— 坂口安吾 『ヒノエウマの話』 青空文庫
それに新潟では弱虫をヘゴタレと呼ぶから益々よくない。
— 坂口安吾 『ヒノエウマの話』 青空文庫
南洋の植物にヘゴマルハチというのがあってこれが読本にでてくると、同級生の奴らはゲラゲラキャアキャア大喜びで鳴りやまないから、こういう時には笑う奴をセンメツしたくなったものである。
— 坂口安吾 『ヒノエウマの話』 青空文庫
私の本名が炳五といい、故郷の呼び方で一般にヘゴとよばれるのが非常にイヤだった。
— 坂口安吾 『人の子の親となりて』 青空文庫
作例 · 標準
亜熱帯の森に足を踏み入れると、巨大なヘゴの木がシダ植物特有の葉を広げていた。
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ヘゴの幹は園芸用の資材としても重宝され、着生植物を育てるための土台に使われる。
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恐竜時代から姿を変えていないと言われるヘゴの群生は、まるで太古の世界に迷い込んだようだ。
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