奥意
おくい
名詞
標準
true intention
文例 · 用例
利休のような人たちは全くの静寂を目的とし、露地を作るの奥意は次の古歌の中にこもっていると主張した(二八)。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
雲華寺では、もうすぐ報恩講があつて、毎日おほぜい参詣人があるので、そのしたくに、仏様の前におくいろいろな道具を、ぴかぴか光るやうに磨いたのであります。
— 新美南吉 『百姓の足、坊さんの足』 青空文庫
ものおおくいわぬ人の習いとて、にわかに出だししことばとともに、顔さと赤めしが、はや先に立ちていざのうに、われはいぶかりつつもしたがい行きぬ。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
「悲しみのなかに微笑めるこの心より、激務と心労と悲哀とに消えゆくこの魂より、おのれ自らのみか、おのれを生かせおくいっさいの物をも呪うこの男より、なんの奉仕か女王よ、刈り取らんとはし給う?
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
その事実をなんで貴兄に隠しておくいわれがありましょう。
— DER WILLE ZUM GLUCK 『幸福への意志』 青空文庫
優者が弱者に自己の弱点を思わせておくいとまを与えておく眼であった。
— 千早帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
例句