楯突く
たてつく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to defy
文例 · 用例
それに昇は花で言えば今を春辺と咲誇る桜の身、此方は日蔭の枯尾花、到頭楯突く事が出来ぬ位なら打たせられに行くでも無いと、境界に随れて僻みを起し、一昨日昇に誘引た時既にキッパリ辞ッて行かぬと決心したからは、人が騒ごうが騒ぐまいが隣家の疝気で関繋のない噺、ズット澄していられそうなもののさて居られぬ。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
信長に楯突くの非を悟り、関東の方へ居を移し、広大な山間の地域を領し、女ながらも大豪族として、永く栄えたということである。
— 国枝史郎 『南蛮秘話森右近丸』 青空文庫
「なぜこの冬次郎に楯突くか?
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
熊沢蕃山、山鹿素行、山崎闇斎、大塩中斎、など、凡庸を脱して、徳川の官学に盲従しなかつたのであるが、どれも孔子に楯突くことはしなかつた。
— 正宗白鳥 『月を見ながら』 青空文庫
五「いや、そちらこそ、いつまでこうやって楯突くつもりかな」 源三郎は、にこりともせずに、蹴るような足どりで、歩いて行く。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
楯突くとはなんたることだ。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
もし楯突くなら、冷酷にそうする。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
ケルト人に楯突く者は皆、背を向けて逃げていった。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
作例 · 標準
「平社員の分際で、私の方針に楯突くつもりか!」と部長の怒鳴り声が会議室に響いた。
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彼は周囲の反対を押し切り、権力に楯突いてでも自分の信念を貫き通す覚悟を決めた。
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たとえ運命に楯突くことになったとしても、私は愛する人を守るために戦い続けるだろう。
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