三番鶏
さんばんどり
名詞
標準
third cockcrowing
文例 · 用例
傍に立つてゐるじゆんが、「あ、もう三番鶏が鳴く。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
私はあの人のところで、検事や裁判所長といっしょに、三番鶏の鳴く頃までヴィストをやりましたよ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
地蔵さんが三べん目の指図に婆がコケッコーとやると、鬼どもは、それ三番鶏だから夜が明けたと言って、みんなあわてふためいて金をたくさん置いたまま逃げ出して行った。
— 白雲の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
ヨーシそれではこの機会に……) 折柄三番鶏の啼声がし、夜がそろそろ明けかけた。
— 国枝史郎 『剣侠』 青空文庫
「決心つかないか、どうだ※」「…………」 坐ったまま三番鶏も四番鶏もきいた。
— 徳永直 『冬枯れ』 青空文庫
やっと一番鶏の声も聞え、二番鶏の声も聞え、続いて三番鶏の声も聞えて雨戸の隙間から白々とした暁の光が射し込んで来た時には、私はしみじみと太陽と無心の鶏とに感謝を捧げたいような気持であった。
— 橘外男 『逗子物語』 青空文庫
作例 · 標準
三番鶏が鳴く頃には、村の猟師たちは既に山へと向かっていた。
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一番鶏、二番鶏に続いて、三番鶏の声が響き渡り、空が白み始めた。
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「三番鶏が鳴いたら出発だと言っただろう、早く準備しなさい」
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