肝臓癌
かんぞうがん
名詞
標準
文例 · 用例
肝臓癌になつちまつて。
— 徳田秋聲 『和解』 青空文庫
それどころか、実を言ふと、肝臓癌を宣告されてゐる渡瀬ドクトルを見るよりも、心安かつた。
— 徳田秋聲 『和解』 青空文庫
いと子さんの病気は肝臓癌で、手のつけようがなく、じりじりと重くなっていった。
— 豊島与志雄 『三木清を憶う』 青空文庫
原病|竈は不明だが、最後は肝臓に転移して肝臓癌で死んだ。
— 久生十蘭 『肌色の月』 青空文庫
父は肝臓癌でした……あたし黄疸なんでしょう?
— 久生十蘭 『肌色の月』 青空文庫
父のように肝臓癌で阿鼻叫喚のうちに悶死するにしても、たぶん、もう二度と自殺しようなどとは考えないだろう。
— 久生十蘭 『肌色の月』 青空文庫
久美子は父が肝臓癌で死んだことから、放送局の屋上で「肌色の月」を見て、もういけない、と思い自殺を決意するまでの経過をありのままに話した。
— 久生十蘭 『肌色の月』 青空文庫
先年、肝臓癌とかで亡くなった。
— 外村繁 『落日の光景』 青空文庫