稲扱き
いねこき
名詞
標準
文例 · 用例
今日は稲扱きの小閑を盗んで村民運動会である。
— 葉山嘉樹 『運動会の風景』 青空文庫
明日からまた稲扱きに寸暇もない。
— 葉山嘉樹 『運動会の風景』 青空文庫
以前、鉈や鎌などを売りに、この村へ出入りしていたが、それから三四年姿を見せずにいて、最近また、稲扱き機械を売りに歩き廻っていた。
— 佐左木俊郎 『山茶花』 青空文庫
操三郎は、永いあいだ目をつけていた長作の家の山茶花を、この前に来た時は、売れと言っていたが、今日は、稲扱き機械と取り換えてくれるようにと言って、執拗に頼むのであった。
— 佐左木俊郎 『山茶花』 青空文庫
長作にしては、その一本の山茶花よりも、稲扱き機械の方を欲しいのは勿論だった。
— 佐左木俊郎 『山茶花』 青空文庫
その二度目の声で、平三爺は、稲扱き機械を売って歩く、町の操三郎だということがわかった。
— 佐左木俊郎 『山茶花』 青空文庫
長作等には、実際、稲扱き機械は強い誘惑を持たずにはいなかった。
— 佐左木俊郎 『山茶花』 青空文庫
どこの稲扱き場でもこの噂で持ち切った。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫