二人ずつ
ふたりずつ異読 ふたりづつ
副詞名詞-の形容詞多音語
標準
two by two
文例 · 用例
それでもみんな早く北極へ行こうと思うから仲々手をはなさない、それでもとうとうたまらなくなって一人二人ずつ手をはなすんだ。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
文彦は悪人ながらも男爵の死を悼んで杉田とともに月界に手厚く葬り、その上に紀念碑を建てて其後一週間ばかりその地に止って、博士のやや元気を回復するを待ち、博士、東助、及び主人の死後改悛の意を表して服従した平三と各々二人ずつ二個の飛行船に分乗して地球に向って出発したのである。
— 押川春浪 『月世界競争探検』 青空文庫
またその足袋を脱ぐのが、怪しい仕掛のあると云う、寮構へ踏込むのに、人住まぬ空屋以上に不気味だから、無造作に草履ばきでは下立たないで、余程ものずきなのが、下駄のあくのを待って一人、二人ずつでないと、怪しい席へ入らなかった、――そのために事が起ったのである。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
男女二人ずつ立って行く姿が壁鏡に背中を見せる。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
又今一つの話は、秀吉が会津を誰に托そうかというので、徳川家康と差向いで、互に二人ずつ候補者を紙札に書いて置いてから、そして出して見た。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
その時は当番の看護婦が、交代に二人ずつ附添うので、ただ(御気分はいかがですか、お大事になさいまし、)と、だけだけれども、心優しき生来の、自から言外の情が籠るため、病者は少なからぬ慰安を感じて、結句院長の廻診より、道子の端麗な、この姿を、待ち兼ねる者が多い。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
四十五 妙なことが有るもので、夜ごとに、道子が早瀬の病室を出る時間の後れるほど、人こそ替れ、二人ずつの看護婦の、階子段の欄干を離れるのが遅くなった。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
そしていよいよ旧正月がやって来ると、その人たちは二人ずつ組になり、一人は鼓を、も一人は胡弓を持って旅に出ていった。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
作例 · 標準
あの映画『ふたりでスローダンスを』、切ないけれど感動的だったな。
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先日、偶然テレビで『ふたりでスローダンスを』という映画を観たんだ。すごく良かったよ。
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『ふたりでスローダンスを』は、都会の片隅で愛を育む二人の姿を描いた、心温まる作品だ。
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