幻辞.com

蹈査

蹈査
名詞
1
標準
文例 · 用例
独り牛王院のみに限らず、千葉山、袴腰山、古礼山等に就ても、私の記事に誤謬や曖昧の点が少なくないのは甚だ遺憾であるが、登山者など殆ど皆無であった是等の山々を紹介するに急なる余り、蹈査の及ばざる部分は『甲斐国志』や『武蔵通志』に頼りて記述した為で、当時としては誠に止むを得ない次第であった。
木暮理太郎 秩父の奥山 青空文庫
自分はまだ此二つを蹈査する機会に接しないが、聞いた所では路が大分面白そうである。
木暮理太郎 秩父の奥山 青空文庫
或は此両州の境とあるのが誤りで、薬師岳は実際一里の下に在るのかも知れないが、自分はまだ此道を蹈査しない。
木暮理太郎 秩父の奥山 青空文庫
是等は他日蹈査の上増補する考であるが、其中の若干は地誌や絵図の類に拠って、其梗概だけでも述べて置くことにした。
木暮理太郎 利根川水源地の山々 青空文庫
今は其等に就て一々説明することを避け、私の蹈査の及ばない部分を補う材料として、後に必要に応じて引用する際に比較研究して見たいと思う。
木暮理太郎 利根川水源地の山々 青空文庫
今参考として左に『郡村誌』の記事を抜抄し、蹈査の不足を補うことにした。
木暮理太郎 利根川水源地の山々 青空文庫
私達は仙人谷から先へは行かなかったので、其架橋地点が果して何の辺であるかを確め得なかったが、冠君の蹈査した結果から推せば、仮に架橋し得たとしても、左岸の山側を辿って平に出ることは、黒部|別山を踰えでもしなければ不可能である。
木暮理太郎 黒部川を遡る 青空文庫
畢竟このあたりは、孰れの方面から蹈査するにしても、多大の困難が伴うので、見聞の儘を記した為に、互にこの誤りを犯したものであろう。
木暮理太郎 上州の古図と山名 青空文庫