内供
ないぐ
名詞
標準
inner offerer (any of the 10 high-ranking monks serving at the inner offering hall)
文例 · 用例
五十歳を越えた内供は、沙弥の昔から、内道場供奉の職に陞った今日まで、内心では始終この鼻を苦に病んで来た。
— 芥川龍之介 『鼻』 青空文庫
内供は日常の談話の中に、鼻と云う語が出て来るのを何よりも惧れていた。
— 芥川龍之介 『鼻』 青空文庫
内供が鼻を持てあました理由は二つある。
— 芥川龍之介 『鼻』 青空文庫
そこで内供は弟子の一人を膳の向うへ坐らせて、飯を食う間中、広さ一寸長さ二尺ばかりの板で、鼻を持上げていて貰う事にした。
— 芥川龍之介 『鼻』 青空文庫
しかしこうして飯を食うと云う事は、持上げている弟子にとっても、持上げられている内供にとっても、決して容易な事ではない。
— 芥川龍之介 『鼻』 青空文庫
――けれどもこれは内供にとって、決して鼻を苦に病んだ重な理由ではない。
— 芥川龍之介 『鼻』 青空文庫
内供は実にこの鼻によって傷つけられる自尊心のために苦しんだのである。
— 芥川龍之介 『鼻』 青空文庫
池の尾の町の者は、こう云う鼻をしている禅智内供のために、内供の俗でない事を仕合せだと云った。
— 芥川龍之介 『鼻』 青空文庫
作例 · 標準
東大寺の内供は、重要な法要を執り行う役割を担っていた。
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奈良時代の内供は、天皇の信頼も厚かったとされる。
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彼は内供としての修行を積み、高僧の地位に上り詰めた。
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