ゆらりゆらり
ゆらりゆらり
副詞副詞-と
標準
swaying (repeatedly, in a large, slow motion)
文例 · 用例
ゆらりゆらりと、柳が揺れてゐる、時々校庭を通り過ぎるのは小使か何かで、とまれ生徒ではない。
— 〔私が貧乏で〕 『夏』 青空文庫
人形がゆらりゆらり御叩頭をしたり、挙げた両手をぶらぶらさせながら、緩やかに廻転しながら下りて行くのは、ちょっと滑稽な感じのするものである。
— 寺田寅彦 『雑記(2)』 青空文庫
心細く感じながらも、ひとりでそっと床から脱け出しまして、てらてら黒光りのする欅普請の長い廊下をこわごわお厠のほうへ、足の裏だけは、いやに冷や冷やして居りましたけれど、なにさま眠くって、まるで深い霧のなかをゆらりゆらり泳いでいるような気持ち、そのときです。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
見ていると、池のいちばんむこうのはしまでひろがっていって、そこの小松のかげが、ゆらりゆらりとゆれました。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
その木の一番高い枝にとまりからだ中銀いろで大きく頬をふくらせ今の講義のやすみのひまを水銀のやうな月光をあびてゆらりゆらりとゐねむりしてゐるのはたしかに梟のおぢいさんでした。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
その木の一番高い枝にとまりからだ中銀いろで大きく頬をふくらせ今の講義のやすみのひまを水銀のような月光をあびてゆらりゆらりといねむりしているのはたしかに梟のおじいさんでした。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
見てゐると、池のいちばん向かふのはしまで、ひろがつていつて、そこの小松の影がゆらりゆらりとゆれました。
— 新美南吉 『疣』 青空文庫
囃し連るる三味線太鼓、鼓の音なぞ、今までに例のない物々しい道中の前触れに続いて、黒塗、三枚歯の駒下駄高やかに、鈴の音もなまめかしく、ゆらりゆらりと六法を踏んで来る満月花魁の道中姿。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
作例 · 標準
酔っ払った彼が、ゆらりゆらりと千鳥足で歩いている。
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船が波にゆらりゆらりと揺れ、なかなか眠れなかった。
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柳の枝が風に吹かれて、ゆらりゆらりと揺れている。
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