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真槍

しんそう
名詞
1
標準
文例 · 用例
まった、当院は特に真槍の試合にも応ずるが、当院に於いて命を落した武芸者は既に数名に及んでいる。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
」 坊主は真槍をしごくと、「――えい!
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
穂先もドキドキと磨ぎ澄まされた真槍なのです。
江戸に帰った退屈男 旗本退屈男 第九話 青空文庫
ガラリ、兵助は手にせる真槍を叩きおとされて、片手突きの当て身に脾腹を襲われながら、すでにそこへのけぞっていたところでした。
江戸に帰った退屈男 旗本退屈男 第九話 青空文庫
代りが行くぞッ」 突如、門人溜りの中から、気合の利いた怒声が爆発したかと思われるや一緒に、兵助が叩き落された真槍素早く拾い取って、さッと不意に、横から襲いかかったのは師範代|等々力門太でした。
江戸に帰った退屈男 旗本退屈男 第九話 青空文庫
素手は素手ながら三河ながらの直参旗本、早乙女主水之介が両の拳、真槍白刄よりちと手強いぞ。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
ましてや穏かならぬ真槍がくり出されるに至っては、あれが啼くのです、しきりと、あの眉間傷が夕啼きを仕出したのです。
日光に現れた退屈男 旗本退屈男 第八話 青空文庫
しなしなと揺れしなっていた二間余りの細い竹がピーンと張り切って、さながらに鋭利な真槍の如くに、ピタリ、老神主の黒目を狙っているのです。
日光に現れた退屈男 旗本退屈男 第八話 青空文庫