綴る
つづる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #18524 · 青空 557 例
標準
to spell
文例 · 用例
山頂近く、紺青と紫とに染められた岩の割目を綴る僅の紅葉はもう真紅に色づいてゐるが、少し下がつた水準では未だ漸く色づき初めた程であり、ずつと下の方は唯深浅さまざまの緑に染分けられ、ほんの処々に何かの黄葉を点綴してゐるだけである。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
山頂近く、紺青と紫とに染められた岩の割目を綴るわずかの紅葉はもう真紅に色づいているが、少し下がった水準ではまだようやく色づき初めたほどであり、ずっと下の方はただ深浅さまざまの緑に染め分けられ、ほんのところどころに何かの黄葉を点綴しているだけである。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
こんな出鱈目な調子では、とても紀元二千七百年まで残るような佳い記録を書き綴る事は出来ぬ。
— 太宰治 『十二月八日』 青空文庫
窓際=如輪木の胴に赤銅の箍を嵌めた酒筒から、大小二本の蔓の根が窓框を捲いて延び上り、緊密な濃緑色の葉立ちの陰に、練絹へルビーを包んだやうな小花を綴るびなんかつら。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
私は私自身を神妙ないい子にして綴るやう努力した。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
腹ができて立派なる人格を持ち、疑うところなき感想文を、たのしげに書き綴るようになっては、作家もへったくれもない。
— ――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 『碧眼托鉢』 青空文庫
自身が、死んでから五年、十年あとあとの責任まで持って、懸命に考え考えしながら書き綴る文章の、ことごとく、あれは贋物、なるほど天才じゃなど、いい笑いものにされていて、それで、くやしくないのか。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
そう呟いて、窓をぴたと閉め、それから難渋しながら、たわいない甘い物語を書き綴る。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
作例 · 標準
初めて覚えたアルファベットを使って、自分の名前をゆっくりと綴ってみた。
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メールのアドレスを綴る際は、大文字と小文字を間違えないように注意が必要だ。
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彼は、彼女への熱烈な想いを異国の言葉で綴った手紙をポストに投函した。
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標準
to write
作例 · 標準
静かな夜、窓の外の月を眺めながら、心に浮かぶ詩をノートに綴った。
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戦争の悲惨さを後世に伝えるため、彼は自らの体験を克明に綴った手記を出版した。
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ブログには、日々の些細な出来事や感じたことを気ままに綴っている。
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標準
to bind (e.g. documents)
作例 · 標準
作成したレポートを紐で綴り、見栄えを良くするために表紙をつけた。
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膨大な量の裁判資料をファイルに綴る作業だけで、一日が終わってしまった。
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古い雑誌の切り抜きをアルバムに綴って、ファッションの変遷を楽しんでいる。
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