陶炉とうろ名詞1標準文例 · 用例二重の玻璃※を緊しく鎖して、大いなる陶炉に火を焚きたる「ホテル」の食堂を出でしなれば、薄き外套を透る午後四時の寒さは殊さらに堪へ難く、膚粟立つと共に、余は心の中に一種の寒さを覚えき。— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫二重の玻璃窓をきびしく鎖して、大いなる陶炉に火を焚きたる「ホテル」の食堂を出でしなれば、薄き外套をとおる午後四時の寒さはことさらに堪えがたく、膚粟立つとともに、余は心の中に一種の寒さを覚えき。— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫