愛孫
あいそん
名詞
標準
one's beloved grandchild
文例 · 用例
小町娘の愛孫が一生一度の契りごとにかかわる大事とすれば、おぼれる者のわらのように、必死とわが捕物名人にすがりついたのは無理のないことです。
— 因縁の女夫雛 『右門捕物帖』 青空文庫
ご愛孫じゃな」「紀伊殿ご愛孫にござります」「その萩丸殿何んとされました?
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
愛欲乱麻 それは紀州頼宣卿の愛孫、萩丸殿に他ならなかった。
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
「裏切り者の紀州公へは、ご愛孫の生首を差しつけて、思い知らせるが何より必要、萩丸の首斬るがよろしい!
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
「紀州の方々ご覧なされ、女装こそいたしおりまするが、これこそは貴殿方藩侯の、頼宣卿のご愛孫、最近何者かに誘拐されました筈の、萩丸君にござりまするぞ!
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
」 ワーッという声がまず起こり、「いかにも藩侯ご愛孫じゃ!
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
「拙者は紀州の藩士でござる、藩侯のご愛孫がこのようなところに、人質同様に捕えられておる。
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
「萩丸様は申すまでもなく、紀州侯のご愛孫、このお方が過日江戸表において、何者にか誘拐されまして、紀州家では大驚愕、諸方面をさがしておりましたとか。
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
作例 · 標準
例句