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大して

たいして
副詞頻度ランク #12052 · 青空 1866
1
標準
(not) very
文例 · 用例
そして、かういふ誤解といふものが、長い間には、どのやうな所まで増大してゆくものか、それは頗る大した増大なのだが、かゝる誤解は、特殊的なものであるので、世間一般からは、顧みらるべくもなく、Bはそれを、創作にでもするよりほか、致し方もないことだ。
中原中也 心理的と個性的 青空文庫
」「いやいや、大して違ひはありますまい」と語尾を上げて、爺々ィが云つた、「音羽屋の方が所作はうまいかしれないが、ハリマ屋の方はスゴミがあるツ。
中原中也 我が生活 青空文庫
ワールブルヒは腎臓でもわるいかと思われるように顔色が悪く肥大していて一向に元気がなかったが、ゴールトシュタインは高年にかかわらず顔色も若々しく明るい上品な感じのする人であった。
寺田寅彦 ベルリン大学(1909-1910) 青空文庫
その人間の廻転する円の半径がだんだん小さくなるに従って、鳥から見たそれの角速度は半径と逆比例して急激に増大して来るのであるから、鳥の注意と緊張もそれに応じて急激にしかし連続的加速度的に増大を要求されるであろう。
寺田寅彦 鴫突き 青空文庫
私が薬師岳で観察した所に依ると、凡べてのカアル皆然りとは言われないが、カアルの初期は、雪が横一文字に堆くなっているに過ぎないが、その両端の垂下力が遅く、中央が速いためか、第二期には三日月形に歪み、更に拡大して勾玉形になって来ている。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
外の部分は大して目立たなかったけれど、頭の毛と、鼻の下は、セメントで灰色に蔽われていた。
葉山嘉樹 セメント樽の中の手紙 青空文庫
が、その痛みは大して彼に気を揉ませはしなかった。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
従って私はもしも歌人が自分の顔を気にしてそれを色々に変えようとするような事があるとすれば、それは大して努力するだけの意義のある事ではないように思う。
寺田寅彦 宇都野さんの歌 青空文庫
作例 · 標準
彼は大して話す方ではない。
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その映画は、大して面白くなかった。
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今日はあまり暑くない、大して変わらないよ。
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