様之
さまの
名詞
標準
文例 · 用例
これは万四郎などといふものの往来なく、倉成善司(奥平家儒官)卒去、尾藤先生老衰隠去と申様之事にて候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」「牧唯助(むかしの臼杵直卿也)松平冠山様之以状御たのみの事申遣候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
其の為に忍びざることを(なし、)魚鳥を屠候同様之心得にて、嬉々談笑、公然と人天を憚らざる所行(あるが故に、)其不仁の悪習自然と平日の所行にも推移り染著す」云々。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「御所様之御陣へ真田|左衛門佐かゝり候て、御陣衆を追ちらし討捕り申候。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
そうして天一坊の側からはお落胤という証拠と致して公方様お墨附、並びにお短刀を示し、その時居られました方々にも皆々様之を拝見なされ、正物にまぎれもなき物と定ったそうでございます。
— 浜尾四郎 『殺された天一坊』 青空文庫
一、養子の事ハ如何様之武士に候哉、逢申度候。
— 慶応二年十二月四日 坂本権平、一同あて 『手紙』 青空文庫
一、何卒去年御頼申上候父上を初め、皆様之御詠歌など御越し被遣度候。
— 慶応二年十二月四日 坂本権平、一同あて 『手紙』 青空文庫
それ故人々はすぐ様之が研究の方法様式だと考えたがる。
— 戸坂潤 『科学論』 青空文庫