年百年中
ねんびゃくねんじゅう
副詞
標準
throughout the year
文例 · 用例
彼等は年百年中働くばかりである。
— 黒島傳治 『小豆島』 青空文庫
獣か何かのように、年百年中薄闇に蠢いているのとは違って、蒲団の上に座り込んで、小奇麗な切符を扱っていればいい。
— 菊池寛 『出世』 青空文庫
「そりや一頃は百姓の懷を温ためはしたどもな、なんといつても匡救事業は年百年中の事ぢやないわ。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
而も年百年中、大変な難問題にのみ出会しつつあったのであります。
— 伊波普猷 『琉球史の趨勢』 青空文庫
他国を侵略することにより主として利益するものは、少数の支配階級権力階級に止まり、それ以外の一般民衆は、たか/″\そのおこぼれに霑ふに過ぎず、しかも年百年中、圧制政治の下に窒息してゐなければならぬ。
— 河上肇 『小国寡民』 青空文庫
普通の教師は学校以外の場所では中折帽をかぶったり鳥打帽に着流しで散歩することもあるが、校長だけは年百年中学校の制帽で押し通している、白髪のはみだした学帽には浦和中学のマークがいつも燦然と輝いている。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
『年百年中、蓮のうてなとやらの上に、お行儀よくかしこまつて坐りこんでゐるなんて、俺がやうながさつ者にや、とても勤まるめえ。
— 相馬泰三 『野の哄笑』 青空文庫
昔の友達といへば、大概、郷里の陣笠だの、先祖代々の財産をどうやら土俵際で持ちこたへて東京へ亡命してくる連中で、そのほかに、院外団のやうなのや、年中カバンをぶらさげて歩いてゐる男、金銀を探して年百年中山又山を旅行する男、支那陶器の鑑定家、幇間のやうなものもある。
— 坂口安吾 『波子』 青空文庫
作例 · 標準
この店は年百年中、新鮮な魚介類を提供している。
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彼は年百年中Tシャツ一枚で過ごしている。寒くないのかな?
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その島では年百年中、美しい花が咲き乱れている。
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