水虎
すいこ
名詞
標準
文例 · 用例
この辺一帯の田の、水が枯れた時に、僕は隣村へ水をもらひに行つて、つひに大成功して、大トラ変じて水虎大明神といふ事になつたのです。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
支那でも河童というものを全然否認してはいないで、水虎などという名称を与えているのであるが、河童の怪談などは殆ど聞えない。
— 岡本綺堂 『妖怪漫談』 青空文庫
さればこの蛇の害に依って水死せる者を、その肛門の常ならざるについて、皆|水虎の業とはいい習わしたるものか云々。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
これは『水経註』に見えた水虎の話を西人が誤聞したのでないか。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
では又どう云ふ動物かと云へば、頭に短い毛のあるのは勿論、手足に水掻きのついてゐることも「水虎考略」などに出てゐるのと著しい違ひはありません。
— 芥川龍之介 『河童』 青空文庫
(何しろ河童の強敵に獺のゐるなどと云ふことは「水虎考略」の著者は勿論、「山島民譚集」の著者柳田国男さんさへ知らずにゐたらしい新事実ですから。
— 芥川龍之介 『河童』 青空文庫
ではまたどういう動物かと言えば、頭に短い毛のあるのはもちろん、手足に水掻きのついていることも「水虎考略」などに出ているのと著しい違いはありません。
— どうか Kappa と発音してください。 『河童』 青空文庫
(なにしろ河童の強敵に獺のいるなどということは「水虎考略」の著者はもちろん、「山島民譚集」の著者|柳田国男さんさえ知らずにいたらしい新事実ですから。
— どうか Kappa と発音してください。 『河童』 青空文庫
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水虎(すいこ)は、中国湖北省などの川にいたとされる伝説上の生き物。3・4歳ぐらいの子供の大きさをしており、水虎という呼び名は虎に似た要素を体に持っていることに由来している。
出典: 水虎 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0