辺之
へんの
名詞
標準
文例 · 用例
此辺之処閣下御洞察に而、御病中ながら何卒御処置被遊候御儀、単に奉願候也。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
これを古に「山の辺の道」と云い、古記にも、崇神天皇には「御陵ハ山辺道ノ勾之岡ノ上ニアリ」とあり、景行天皇には「御陵ハ山辺之道ノ上ニアリ」とある。
— 飛鳥の幻――吉野・大和の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
就而は此度歸省に付而は、是非亡父の思ひ煩ひ居候義を相解度|念願に御座候而、元利相|揃差上候こそ相當の譯に御座候得共、只今|迚も多人數の家内を相抱居候上、全|無高之事に候へば、十分之義も不相|調候に付、何卒右|邊之處御憐察被成下度奉希候。
— 西郷隆盛 『遺牘』 青空文庫