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女の童

めのわらべ異読 めのわらわ
名詞
1
標準
girl
文例 · 用例
その時、もう、これをして、瞬間の以前、立花が徒に、黒白も分かず焦り悶えた時にあらしめば、たちまち驚いて倒れたであろう、一間ばかり前途の路に、袂を曳いて、厚い※を踵にかさねた、二人、同一扮装の女の童
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
その時打向うた卓子の上へ、女の童は、密と件の将棋盤を据えて、そのまま、陽炎の縺るるよりも、身軽に前後して樹の蔭にかくれたが、枝折戸を開いた侍女は、二人とも立花の背後に、しとやかに手を膝に垂れて差控えた。
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
女の童を呼ぶ)その鏡を。
泉鏡花 多神教 青空文庫
女の童は、錦をひらく。
泉鏡花 多神教 青空文庫
梭を持てるが背後に引添い、前なる女の童は、錦の袋を取出で下より翳し向く。
泉鏡花 多神教 青空文庫
何、牛に乗らないだけの仙家の女の童の指示である……もっと山高く、草深く分入ればだけれども、それにはこの陽気だ、蛇体という障碍があって、望むものの方に、苦行が足りない。
泉鏡花 若菜のうち 青空文庫
雪洞の真中を、蝶々のように衝と抜けて、切禿で兎の顔した、女の童が、袖に載せて捧げて来た。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
落した手毬を、女の童の、拾って抱くのも顧みず、よろよろと立かかった、蚊帳に姿を引寄せられ、褄のこぼれた立姿。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
作例 · 標準
庭の池で遊ぶ女の童たちの笑い声が、屋敷の中にまで響いてきた。
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雛祭りの装束に身を包んだ女の童の姿は、まるで絵巻物から抜け出したようだ。
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「あそこにいる女の童を呼んでまいれ」と主が静かに命じた。
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