邪欲
じゃよく
名詞
標準
evil desire
文例 · 用例
毒ふかき邪欲の谷に淫楽の蝮まとふ、はたや身は痺れとろけて断ちがたきほだしに悩む。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
善も悪も恋も邪欲も、只ひと色の黒い布に包んで、とっぷりと暮れたのです。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
* 私は人間の皆が美しいことを好み、良い物を良いとわかり、本当の道を歩くことが本当だとわかり、仮りにも邪欲の道に陥ることのないよう力を尽したい。
— 北大路魯山人 『愛陶語録』 青空文庫
じゃよく考えてからにしてくれ。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
」「自分じゃよく寝たって云うんだけれど、何だか側で見ていたんじゃ、五分もほんとうに寝なかったようだわ。
— 芥川龍之介 『お律と子等と』 青空文庫
半蔵さんも御承知のとおりに、尾州藩じゃよく尽くしましたからね。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
自分じゃよく分らないけれども」「でも殺されるとは思わなかったでしょう」「さよう」 三好が少し考えていると、吉川はすぐ隣りから口を出した。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
世間じゃよく夫婦喧嘩っていうが、夫婦喧嘩より兄妹喧嘩の方が普通なものかな。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
作例 · 標準
心の奥底に秘められた邪欲が、彼を悪い道へと誘った。
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政治家は邪欲に駆られ、不正な取引に手を染めてしまった。
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彼は邪欲を抑えきれず、他人のものを奪ってしまった。
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