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諤々

がくがく
形容詞-たる副詞-と名詞-の形容詞
1
標準
outspoken
文例 · 用例
東京に住む俗な友人は、北京の人の諤々たる時事解説を神妙らしく拝聴しながら、少しく閉口していたのも事実であった。
太宰治 佳日 青空文庫
その頃の二葉亭の同窓から聞くと、暇さえあると西へ遣る手紙を書いていたそうで、その手紙がイツデモ国際問題に関する侃々諤々の大議論で、折々は得意になって友人に読んで聞かせたそうだ。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
母にはなかなか諤々なところがあっていくつ位の時だったか、何かの事でひどく母が私を叱った。
宮本百合子 親子一体の教育法 青空文庫
堂々たる正論、政治家に施政の方針を示し、諤々たる※議、万衆に処世の大道を教うるは、皆これ学者の任務ではないか。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
なんとなればかの諸君子は平生は諤々として単純なる自由民権の主義を論弁するにかかわらず、たちまち隣国に事あれば曰くなんぞすみやかに長白山頭の雲を踏み破って四百余州を蹂躙せざるやと。
徳富蘇峰 将来の日本 青空文庫
侃々諤々の論未終らざるに余|遽に問うて曰く貴兄の羽織には紋あり見る処|抱茗荷に似たり。
永井荷風 偏奇館漫録 青空文庫
そこでたとひ第一義的な問題に就いての、所謂侃々諤々の議論が出ても、それは畢竟するに、頭脳のよさの誇り合ひであり、衒学の角突合であり、機智の閃めかし合ひで、それ以上の何物でもないと、自ら思はざるを得なくなつて来るのだつた。
久米正雄 良友悪友 青空文庫
「いや、侃々諤々、筆は決して曲げない」「兎に角、僕の家庭に風波を起すようなことは書かないでくれ給え」「無論悪意はないんだから安心してくれ給え。
佐々木邦 勝ち運負け運 青空文庫
作例 · 標準
彼は会議で、上司の意見に対しても諤々と自分の考えを述べた。
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社内の問題点について、諤々と意見を交わす場面が何度もあった。
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あの政治家は、たとえ批判されても諤々と信念を貫くタイプだ。
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諤々とした議論を経て、より良い結論にたどり着けたと思う。
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諤々(がくがく) — 幻辞.com